このレビューはネタバレを含みます
森から現代社会へ旅が進むにつれて、価値観が逆転してゆき、賢く頼りになる父親が異常な犯罪者へと見なされていくのが印象的だった
ただし、環境や価値観が変わっても変わらないものもある
一度は「正しい」環境へ引き離された子供達だが、最後は父親の元へと戻ってくる
さらには母親も取り返して、家族はあるべき姿に戻って幸せに暮らす
たとえ父親の教育方法が世間から見て間違っていたものだとしても、父が子を大切に思う気持ち、そして家族の愛は本物だったからからこそ迎えられたハッピーエンドだったと思う
考えさせられる良い映画でした
