想像以上に良かった。
まさに アイデアの勝利！
ウェス・アンダーソン風の作風がとても心地いい。
アメリカ北西部の森の奥深くで6人の子供と暮らしているベン。
社会との接点を絶っているが 厳格なベンが課す特訓と教育によって全員がスポーツ選手並みの体力をほこり6ヶ国語を操る天才少年少女と成長する。
ある日 入院していた母が他界し 一家は葬儀のためニューメキシコへ向けて旅に出ることに。
しかし 世間知らずゆえに行く先々で騒動を起こしてしまう。
ヴィゴ・モーテンセンがアカデミー主演男優賞にノミネートされた作品。
製作陣はよく彼を起用したと思うし ヴィゴもよく この役を引き受けたと思う。彼のチャレンジ精神が実を結んだ最高の演技！
作品賞にノミネートされてもいいくらい。
『家族のかたち』とは一体なんなのか？
考えさせられ 大笑いして 納得させられる。なんとも完成度の高い作品。
本作の舞台となるニューメキシコ州に昔 バックパッカーとして旅をしていたことがある為か どこか劇中の風景が懐かしく感じられた。
そうゆう ごひいき目で見ても素晴らしい作品。
2017年4月10日
ヒューマントラストシネマ有楽町 SCREEN 2
💺63
客入り ほぼ満席。
そこそこの話題作だと思うのに、こんなに小さいキャパの劇場では すぐに満席になってしまうよ！
