人民に力を、権力にノーを。
森で生活する7人家族
サバイバル生活で培った生命力だけじゃなく
毎日大人が読むような難しい本を読む天才キッズ達が、パパとともにママのお葬式に参列すべく街に出る話。
“ 普通って、なんなの？ ”
ひたすらこれ。終始考えさせられる。
量生産型で与えられたものを受け入れて周りと同じような生活をすることが正解なのか、それとも俗世間から離れ自然と隣り合わせで家族以外誰とも関わらない生活をすることが正解なのか。
もちろん社会人として世を渡り行く必要がある子供達にとって、ベンの教育は行きすぎたものがあったかもしれないけど。自然のものと触れ合い、個性を尊重し、大人子供関係なく人間として接し、現実的に育てる彼の教育方針は、嫌いじゃないな。
内容もさることながら、アングルや映像がまた綺麗。
どこを切り取っても絵になる色使いとか
ベン一家の変わり者感がウェスを彷彿とさせていて好みでした。
