mismomen

はじまりへの旅のmismomenのレビュー・感想・評価

はじまりへの旅(2016年製作の映画)
4.0
社会を知らないけど
社会の構成要素をしっていて
民主主義とは何かを理解し
歴史に対して自分の意見を持っている。
そんな子どもたち。

知る喜び、学ぶ喜び、鍛える喜び
を全部知ってて
外に世界があることを知らないわけでもない。

ただ、
お父さんの影響で、"正しくない"ことにちょっと敏感。添加物とか。
そして実践をしていないから、女の子の口説き方がわからない。フリークと呼ばれることも自負してる。

お母さんが亡くなって
心が乱れて
外の世界に触れて、自分たちのことが少しわからなくなって。
お姉ちゃんの事故で、もう終わりかなって思ったけど。

さいごの選択は、子どもたちの意志。
お父さんの教育や環境づくりは押し付けがましいしエゴでいっぱいだったと思うけど、
ちゃんと愛があって尊敬がある家族の関係性だったから、みんなにとって理想的な選択肢を取れたんだろうな。

ボウの名前、めっちゃ素敵だったな。
てか1917の人やんって思って、ますます素敵に見えてたかも。
子どもたちがみんな美しかった!

バスのシーンや、ラストの食事のシーン、
間がめっちゃよかった。後味よし。
mismomen

mismomen