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わたしは、ダニエル・ブレイクのmismomenのレビュー・感想・評価

4.5
社会保障とは何か?
一体、誰のためにあるのか?
形式ばった手順は、なんでこんなにくそなのか?
ひとりに向き合うって、
心を寄せることって、
そんなに難しいこと?


苦しくて、温かくて、くそ!!ってなって、優しくて、涙がでる。

隣人を大切にし、困っている人をほっておけない、若い人や子どもにも、きちんと対等に向き合えるダニエル。
誇りを有するダニエル。
そんな人が、なんで”社会的”に報われないんだろう。
頭が痛い。

行政にも血の通っている人はいたけれど、
きっと彼女は偉くなれない。
その理由がわかってしまう、
社会に染まった自分も嫌。

ケイティがフードバンクでトマト缶を食べるシーンが本当に衝撃的だった。
それをみていたお姉ちゃんのことを思うと、もっと悲しくて。。

最後こうなるとは思わなくて、
ケイティと一緒に泣いちゃってた。
だめだめだめ、お願い、、って祈ってた。
ケイティがダニエルのメッセージを抱きしめて、
強く生きて行こうとしていたからよかったけれど
彼女の心が折れてしまう可能性だってあった。


のめり込んだ。
素晴らしいメッセージだと思う。
うまく言えないけど。また観ます。
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