スタローンの原点と言える「ロッキー」から「ロッキー4」まではリアルタイムで劇場鑑賞していた。
自分の中ではこのシリーズは「ロッキー4」で完結していた。
その後ロッキー・シリーズが続いていたなんて知らんかった。
かなり経ってから観た「ロッキー・ザ・ファイナル」から久々のシリーズ鑑賞(ロッキー5は観ていない)。
ロッキーと死闘を繰り広げた偉大なチャンピオン、ライバルで親友でもあったアポロ・クリードに隠し子がいた。
その遺児、アドニス・ジョンソン(マイケル・B・ジョーダン)に請われ、彼をボクサーとして鍛えるロッキーの二人のドラマだった。
正直なところ初めて観た「ロッキー」ほど熱くなれんかった。
感激、感涙、鳥肌、、とはならんかった、残念だ。
「ロッキー」と同じような感動のようなものを求めていたのかなあ?
ストーリー展開にあまり予想外なものはなく、王道。
チャンピオンへ挑戦の道のりも以外と安易で、、、
しかし、日々のトレーニングのシーン、最後のチャンピオンとのバトルのシーンは一作目を彷彿させ、
信じる力、あきらめない強さ、、ロッキーそのものだった。
試合に臨む控室で母親から贈られた星条旗柄のパンツ(父と同じ)には涙は出なかったけどジーンときた。
一作目のロッキーを思い出すシーンがたくさんあってよかった。
ヒロインとしてテッサ・トンプソン、、「マイティ・ソー」のヴァルキリーじゃんと思いながらも、、彼女の愛らしさにとても救われた。
試合の判定が出て、、ラスト期待していたんだなあ
ロッキーが「エイドリアン!」とリングの上で叫ぶように
アドニスも叫ぶのかなあ「ビアンカ!」って。
ここはちょっと違って、えっ?てなったけど
「ロッキー」のオマージュをいろいろ感じ楽しめた。
近い内に「クリード2」を鑑賞したいと思える作品だった。