kiyosuekohei

山の音のkiyosuekoheiのレビュー・感想・評価

山の音(1954年製作の映画)
3.3
新文芸坐にて鑑賞。
渋い映画でした。川端康成の原作はかなり危うくて面白いのですが、こういう温かみのある映画にすると、スリルが消えてしまうなあと思いました。
死の不安というテーマ、記憶や言葉のテーマ、戦争のテーマを、映画としてもっと掘り下げてほしかったです。
また、原節子は演技としては合っているんですが、ちょっと派手すぎるかなと感じました。