鰹よろし

リターン・トゥ・アースの鰹よろしのネタバレレビュー・内容・結末

リターン・トゥ・アース(2014年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

 宇宙ステーションについて。これをどのように捉えるのか。

 守るためのものなのか? 閉じ込めるためのものなのか?

 宇宙からの脅威を守るための空間なのか。プライベートや息抜きのしにくい不自由を感じる空間なのか。

 最初にデブリを回避するための、宇宙ステーションにおける船員と地上との交信による協力プレイを見せる。これが後々効いてくる・・・

 1000日という目標。彼らは何のために苦しい思いをしてまで実験に望んでいるのか。耐えているのか。地球に残してきた愛する者たちは。

 1000日というノルマはエウロパまでの航行期間を意味する。この実験が成功すれば、エウロパの探索、資源採掘という道を切り開くことに繋がる。人類の未来につながるのだ。

 しかしそれが評価されるべき環境にいなかったら。実験の終わりが、苦行からの解放を意味しなかったら。果たしてどうなるのだろうか・・・
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