日本版アニメの雰囲気を少しでも感じたくて吹き替え版を見たけど、テーマ的にどうしても恐ろしかった。字幕では精神的に無理だったかも(笑)
パペットの動きや、風景の描き方、とくに彗星☄️の迫力がすごい。音楽も素晴らしかった。
ムーミンたちが急いで家に帰っているはずなのにめちゃくちゃ余計なことしてるし、怖がってるかと思えばどうでもいいやってなっちゃってるしハラハラするシーン多かった。
ケーキの件でスニフが深く傷ついてるのも、結構心に刺さったし、無意識に恐ろしいことしちゃってるところなんかも教訓めいたものを感じた。
でも、、みんな考えかたが全然違うのに本当に争ったりはしないし、大事に想いあっているというか相手を尊重しているのが感じ取れて、わざとらしくなくて深いなぁと思う。
恐怖にかられて逃げていく人たちとなぜか対照的なムーミンたちには余裕すら感じる。
あんな状態になったらなすすべないし、変わっていく世界をただ捉えることしかできなくて、運良く救われたら自然や自分の身の回りの環境、家族に感謝することが全てだなと思う。
一緒にいられる時間は尊いですね。
ムーミンたちには分からないかもしれないけど、パパやママが発狂しないのが救いだった。やはり肝が据わっているというか、なんというか…。
子供たちとの接し方もそうだけど、パパママの精神的なあり方はすごい。
