おバカ犬

ルパン三世 ロシアより愛をこめてのおバカ犬のネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

テレスペルパン第4作。

舞台はニューヨーク、ルパンと次元そして不二子と謎の美女ジュディは、ロシア兵が王朝から授かった500tもの金塊を追う。

現在、その金塊はニューヨークマフィアのカルシオーネの手にある。一方カルシオーネはすでに老いぼれ、霊能者ラスプートンの予言にすがるしかなかった。そんなカルシオーネの姿に、甥であるドンビーノは不満を持っていた。ルパン、ラスプートン、ドンビーノの金塊をめぐる攻防の行方はいかに…。

ルパンの発言通り、正攻法で攻めた名作。
先の読めない展開にグダグダすることもない、オチも含めてお手本のようなルパンシナリオだった。
打てない4番打者のように腑抜けた五右衛門や、殺し屋ラッキーとビッグマウスジョーと言ったキャラクターも憎めない。

残念だったのは手抜きなのかオマージュなのか知らんがやたら静止画を使ったシーンが多くてよくわからなかった。あと銭形の出番はほっとんど無かった。

明らかに過小評価な一作。かなり楽しめたのでオススメ。
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