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ボーダーラインの4910のネタバレレビュー・内容・結末

ボーダーライン(2015年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

2024.03.28 アマプラ吹替
2024年93本目

舞台はアメリカとメキシコ
FBI捜査官のケイトが実態を知らされずメキシコの麻薬カルテル極秘任務に加わる

麻薬カルテルの撲滅かと思いきや、無秩序なカルテルから秩序のあるカルテルへ独占権を譲ると言う、なんともまあ正義とは言いがたい任務方針
捜査を取り仕切るコロンビア人は妻と娘を惨殺された過去あり。復讐の為、私情を挟みながらも捜査は進む

国境付近で市民の前でカルテルのメンバーを殺したりと、何が正義か分からなくなるケイト
無秩序な悪を滅する為には合法的なやり方では通じないのか?葛藤が続き、疲弊していく姿がなんともリアル

ラストのシーン、書類にサインをするか否か
こっちまで胃がキリキリしてくる

本当にあるんだろうな、こんな世界が
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