アメリカのFBIに所属する女性捜査官ケイトは、ある誘拐事件を解決するため、そのアジトを仲間と急襲、制圧する。しかしその時のことがキッカケで、この事件の犯人チームのボス、麻薬カルテルの幹部ディアスの捜索に加わることに。
その捜査のリーダーでCIAのマット、そして彼が信頼するメンバーで所属不明のアレハンドロと共に、ディアスの弟をメキシコからアメリカ国内に移送するため、車でメキシコのフアレスに入り、折り返して国境を越えようとした。そこでは思わぬ事故渋滞で車は立ち往生。その時怪しげな影が周りを取り囲み、、、
これは『正義』という名の下のカルテルとの戦いの、そして作戦の始まりに過ぎなかった。
この題名のつけ方はかなり『そのとおり』って感じ。
アメリカとメキシコの国境
正義と悪の境目
通常の法律と超法的措置
それぞれがそれぞれの『正義』のために、法を無視してでも戦う。
最近立て続けにメキシコのカルテルやメデジンのエスコバルの話を観たけど、全部同じで
『立ち位置変えることで見える景色は変わる』という内容。
ほんとにこの地域では露骨にそうなんだろうな。家族や子供達を守るために行動を選んでる。ほんとに純粋にそれだけなんだろうな。
こっち系の映画、クレイジージャーニーの最新DVD4巻で、丸山ゴンザレスの『メキシコ麻薬戦争に潜入』みてからみるといい。リアルな今を知った上で見るととてもわかりやすいと思う。
