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ボーダーラインのKのレビュー・感想・評価

ボーダーライン(2015年製作の映画)
3.6

正義とはなんだろうか…。

この監督は『ウインドリバー』の時もそうだったけど多くを語らず、察してねという感じで静かに進んでいくよね。

緊張感の絶えない張り詰めた空気とエミリー・ブラントやベニチオ・デル・トロの表情がこちらに圧をかけてくるように重苦しい雰囲気を漂わせる。

色んなグロ映画を見ているつもりだったのだが、どうも初っぱなのシーンは精神的にくるような惨さを感じて後味が悪かった。
実際それくらいシビアなものなんだと思います。でも初めてこんなリアルな麻薬カルテルの状況を見たので、私はとても恐怖を感じた。

正義とは…?
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