風来坊

FLINT ~フリント 無敵の男~の風来坊のレビュー・感想・評価

2.5
腐敗した警察が牛耳るロシアの田舎町をを訪れた一人の男。その男はあらゆる戦闘術を叩き込まれた元ロシア極秘部隊の通称、無敵の男だった。
ひょんな事から警察とトラブルになり、暴力警察から追われる事になった男はナイフ一つでバズーカや機関銃、軍用ヘリに相手に戦いを繰り広げる孤高のアクション映画。

前編後編の2部構成。前編は完全にロシア版ランボーと言った所。
後編はロシア版ランボーに男を匿った人々や前編で助けた女性達を絡めて多少は話しを広げた感じ。

ランボーに比べたらテンポは遅いし、主人公が無双な事もあり危機感をあまり感じない。
悲壮感や孤独感も全然足りない。

とにかくもっさりしていて無駄に長いと感じます。2部構成にする意味を感じません。
でも主役の俳優の格闘アクションはキレがあるし、孤軍奮闘的な展開も個人的にはキライじゃないです。

もう少し構成とか展開とかを工夫して、アクションももうちょっと派手めにすればもっと面白くなったのでないかと思います。
風来坊

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