「地上でもっとも偉大なショーマン」と呼ばれた19世紀アメリカの実在の興行師P・T・バーナムの半生を描いたミュージカル。
最も崇高な芸術とは
人を幸せにすることだ
推しバンドが『The Greatest Show』をカバーしており気になってはいたものの、こうも人気があるとあえて観ないでいよう現象に陥り、公開当時から観る観る詐欺をして早数年！やっと！観た！爆音上映向け、スクリーンで観るべき。
自分の思い描いていたミュージカル映画とは正に本作。「まあよく細々したところを突き詰めて考えてみたらやべーし、いつの間にか仲間増えてっけど、感動的に収まってるからウケるっしょ！」って感じで史実的なバーナムの狡猾さを薄め、感情に任せて歌って踊る、正にこれこそ Entertainment！いいんですそういうもので。
というか全体的にディズニーチャンネル風味の味付けがパない。酒場のシーンにハズレなし。ゼンデイヤもレベッカ・ファーガソンも良かったけれど個人的にはミシェル・ウィリアムズが妖精すぎてツボ。『This is me』の使い所がそこなんかい！と予告編との印象が全然違うのに驚いた。ゾウの牙の先に丸いのくっついてて可愛いなぁ。
