お金も地位もないけどアイデアだけは持っているP・T・バーナム。誰も見たことのないショーを目指して、小人から黒人、アルビノまで様々な団員たちを集めていく。その物珍しさに徐々に人気になっていくものの、住民たちからの強い反発も…日陰で暮らし何も持っていなかった彼らは夢を掴めるのか!?
職を失ったP・T・バーナムは家族を幸せにするため、世間から疎まれる個性を持つ人々とサーカスをはじめ、スターへと駆け上がっていく。
ミュージカル映画と調べれば上位に挙がる『グレイテスト・ショーマン』。ボロボロの靴を履いていた少年が派手な衣装とステッキでサーカスを率いるまでのサクセスストーリー。衣装やセットの仕上がりやキャラの個性でどうしても画のほうに注目しちゃうけど、歌詞のメッセージ性に心打たれる。
“But I guess I'll leave that up to you”
(だが答えは君に委ねよう)
“I am who I'm meant to be, this is me”
(これが私)
雁字搦めの生活から抜け出したかったフィリップ。社会的地位・人種・障害でどん底にいた団員たち。現状に満足していない、もっと自由に行きたい彼らだからこそどんな困難にも立ち向かっていく。そんな姿にめちゃくちゃ励まさせる。
そのために必要なのが自分を認めることとチャンスを掴みに行くこと。バーナムもそうだけど全員が自分からアクションを起こし、今を変えていく。当たり前ではあるけどこれほど深く刺さる作品はなかなか出会えない!
自分の想いが爆発してどうしようもなくダンスする。ココ最近見た作品でそんなシーンが好きなんだと知れてよかった!
映画館の音響で観たかったなぁー