このレビューはネタバレを含みます
正統派ミュージカル映画という感じ。
ストーリーのスピード感もいい、ダンスもすごい、曲もいい。これはサントラ買って聴きたくなるよ。現に買ったよ。
プロットに関しては実在した人物だと聞いて納得。ああ、だからあんな感じなのねと。
劇場を燃やされて、じゃあ今度は海辺でテントで興行しよう!ってそれでいいのか?!解決したのか?!って思うし、その前に体裁を考えて(?)フリークスを会場に入れなかったことについては彼らは許したのか?と思う。
フィリップがアンに心奪われるのも唐突だし、彼等が夫婦になるのは多分当時の時代背景としてはあり得ない状態だと思う。
だがしかし、これはキャスティングの勝利かな!
あんなにも善人オーラが出ているヒュー・ジャックマンだったから「まあ!いいか!それでも!」って思えるし、ザックエフロンやゼンデイヤが魅力的だから気分良く歌やダンスを見られたのかもしれん。
とにかくかっこいいよ!ヒュージャックマンもザックエフロンも。踊りまくるバーのシーンは秀逸。ただただ感動。
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ここから下は映画の感想ではない余計な話。
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本物の本人はどんな感じだったかしらと思う。
変わった人を見世物にしよう!
オペラとか見たことないけど興行に出たら当たりそう!
象を連れてきてみせよう!とか
なかなか当時の人としては目の付け所が面白い人だったんだろうなぁと思うけど、「フリーク」にしてもオペラにしても象にしても彼にとっては同系列だったのかも。
歌手もなにやら映画の感じだとあの歌手だけが悪く見えちゃうよね。実際は円満に契約を終えたらしいから映画では本当はどう見せたかったのかなあ。