選挙の後に、こんなにも中身のない抽象的でペラいイメージみたいなもんが、こんなにもわかりやすく結果に直結してしまっていいの？って戸惑うことあるけど、その感覚に似てた。
フィルマークスでも今作の画像として貼られてるポスターの画、これが全てだと思うんですよね。
フリークス、背景以下じゃないっすか、ボケボケじゃないっすか。１人だけドヤ顔で「夢が、踊りだす。」ってそれ、お前のな！って話じゃないっすか。
バーナムは、ポジティブ方向に見た時に生み出せるエネルギー量とか、結果的には陰に追いやられてた人たちにも輝ける場所を創ったとか、素晴らしい面もきっとあるんでしょう。
だったら表も裏も全部さらけ出したうえで、それこそ批判なんて忘れて乗れちゃうくらい、一人一人が自分の特長を強みだと信じて魅せてくれる、観る側も安心してそれを信じられる、そーいうショーのパワーで嗚咽させてよ。
都合悪いとこすっ飛ばして考える余地をひたすら奪っておいて、耳ざわりの良い言葉乗せた音楽で、さあ、感じろ！ってズルくね？
楽曲に関してはもう黒みつみたいなもんで、黒みつかければ大体なんでもうまいですよ、うまいけどさぁ！
これ黒みつがうまいだけじゃん！もっといろんな味が複雑に混ざり合ってアンサンブル奏でてるっぽい感じ出してるけど、黒みつの味しかしてないじゃん！
取り繕ったように甘くてキレイなだけのやつじゃなく、苦味も隠さず盛り付けてほしかった。ってことで、抹茶黒みつ最高。
