このレビューはネタバレを含みます
レミゼのヒュージャックマンが好きでミュージカル映画が好きなので今回も絶対面白いと思いながら観に行きましたが、やっぱり期待通りの高揚感。音楽、演者、パフォーマンス、最高！
バーナムは自分の発想力を生かして成り上がり成功するけれど、上流階級の目線を気にしてサーカス団員達の信頼を裏切ったり、一流の歌手にうつつを抜かして妻と子供を省みずツアー同行、スキャンダル、火事で大怪我？をしている弟子を忘れてヤケ酒、、となかなかの人間らしさのあるクズっぷり
物語的に盛り上がるためには必要なところだとしても、なんでー？！ちゃんとしなー！とモヤっと思うところ多々あり、、私だけかな？？
だけど何度失敗しようとも諦めず立ち上がる強さ、周りの人に愛され求められ、助けられ許されるところはすごい
CMやYouTubeで見て注目してたthis is meはバーナムの行いをきっかけに歌ったのは予想外！そしてサーカス団員のみんなは裏切られたばかりだけど、そんな感じに許しちゃっていいの？！奥さんもそんなすぐ浮気許しちゃうの？！フィリップいつの間にそんな元気になって！貯金から再興の資金をつくるの！？え！再興したと思ったらバーナム引退！？
といった感じに物語のスピード感がすごい
置いてきぼりになってると良い音楽が来て盛り上がって感動して納得しちゃってる自分、、
それぞれの立場で偏見や差別、階級などで苦しむ登場人物たち、それを受け入れたり跳ね除けながら強く生きる姿に勇気づけられるが、自分自身の当時のアメリカでの差別偏見階級の認識が薄いせいか言い回しなどは察することができてもいまいち分かりにくい、共感はしにくい内容かな
フィリップとアンの空中ブランコのシーンは美しく情熱的で素晴らしい
フィリップの男らしい決断と許されぬ愛を乗り越えようとする切ない二人になんだか心温まり、ずっとこの二人をみていたいくらい
ゼンデイヤかわいすぎかよ
後半に向かって身体が自然と動くような力強い音楽とパフォーマンスがとにかく最高！
歌詞の日本語字幕がしっくりきすぎて、他の人の訳はもう受け入れられない、、
首を捻りながらでも何度も観たくなるようなミュージカル映画でした！
