クズリ

グレイテスト・ショーマンのクズリのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
5.0
オープニングからもうかっこいいんだけど。歌はとにかくどれもこれもいい。やぱミュージカルはストーリーよりもいい曲と迫力あるダンスがあれれば魅了される。
バーナムはフリークスに理解を示す人なのかと思って見てたらそんなことはなく、傷づける言葉が満載だ。作品の中にそういう考えの人が出てくるのは仕方がないとしても、主人公がそういうヤツだとちょっと・・。金儲けの対象としか考えてないのだなあと。まあでもそんなことも歌の力に全部どうでもよくなるんすよ。
レベッカ・ファーガソンは相変わらずキレイ。「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のとき、この人の足技で死ねるならそれはそれで、と思ったことを思い出した。
サントラ買おうかな。2018.11.10スターチャンネル3にて
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とか書いてたけど繰り返し曲を聴くにつれてどんどん評価があがってきた。ラ・ラ・ランドと同じ。あれも最初ぴんとこなかった曲がだんだんじわじわきて気が付けばちょっと聞くだけで号泣してたりとかいう変な状態になってた。This is Meとかオスカー授賞式で見たときもそのかっこよさと出演者のバラエティー感に驚いたけどホントこの曲好き。
で、自分の中でどうしてこの映画がこんなに好きになったんだかわかってきた。映画の主人公の質と映画の質って全然別。今頃こんなことに気づいた。だから主人公が詐欺師で差別者であろうとこの映画がいい作品なのは間違いない。だって主人公がダメ人格だったらその映画もダメなんてことだったら犯罪者が主人公の映画はありえないし。
でもどうして「SING」にかぶっているんだろう。SINGの主人公コアラもヤなヤツだけどもP.T.バーナム入ってるのかな。
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じわじわ来過ぎて私のマイベストになりそうな勢い。いろんなことを説明されずにどんどん進んでいくのが素敵。説明過多の映画が多い(特に日本)けど、この作品は説明がないままにどんどん進んでいくのも素敵。見れば見るほど気づきが出てきて泣ける。どんだけ作りこんだんだろう。そしてやっぱヒューが素敵。デップーちゃんが嫉妬するのも当然。ブルーレイ購入してあれこれ見てるとホントにこの映画の凄さがわかってくる。作品に携わる人々がみなお互いを尊敬している。作品を創る過程ではダメだしが続いたこともあったけど出来上がったらもうお互いリスペクトしかないという素晴らしい関係性。こういうのって見ている人に通じる。だからこの映画は素敵なんだと思う。
ゼンテイヤってどこかで見た顔だと思ってたら「スパイダーマン ホームカミング」に出てたオタクの娘だ。いつでもキュートだねえ。
阿呆みたいに毎日見ていてこの作品に出てる人みんな好きになったけどアルピノの女性やってる人が一番好きだな。
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