これは、とんでも面白い!!もちろん「イップマン」らしさを求めていると大やけどなのだが、ドニーの新たな一面を見たいというわかった上での視聴なら楽しめるだろう。
まさかの全編ギャグ連発という、今までのドニーのイメージを覆す映画。しかもそれが超下品な、おしっこ、うんこ、トイレ、といった、子供かマニアしか喜ばないだろ?というギャグ。なのでバカ映画と割り切ってみれば楽しめる。
相変わらず日本国が敵だったりするのだが、蒼井そらがギャグとして使われてたり「君よ憤怒の河を渉れ」を思わせるような乗馬のシーンがあったりもする。
女優さんも中国映画だと超絶美女が普通だが、今作ではかなりやんちゃな人なのでそこらへんもかつてのジャッキー映画っぽかったりもする。
そしてなんと言っても、ラストの吊橋のシーンは圧巻である。今作ではCGも多様されているのだが、ワイヤーアクションもやっており、どこからCGでどこまでが実写なのか判別は難しい。いや一体どう撮っているんだ??
というわけでネタとしては最高なのだが、中々人にはすすめづらい映画でもある。というのもこれがファーストドニーの映画にはしてほしくないからだ。なのでドニーを知ってる人だけは絶対見てねと思う。