ロールシャッハ

クラウンのロールシャッハのレビュー・感想・評価

クラウン(2014年製作の映画)
3.7
悪魔の衣装。一回着たら脱げない

トムホ版スパイダーマンのジョン・ワッツ監督と知らずにだいぶ前に鑑賞し、現在も定期的に観ているお気に入りの作品。
昔にNHKで放映してたミステリー・グースバンプスの「呪われたマスク」を思い出した。

学生時代のジョン・ワッツとクリス・フォードがYouTubeに投稿したフェイク予告で勝手にイーライ・ロスの名前を入れたところに、本人の目に留まり長編映画化された経緯があって、後にソニーピクチャーズはジョン・ワッツという逸材をゲットしたことになります。運も実力…うん。

試行錯誤してピエロの衣装を脱ごうとするんだけど、カッターで手首切っちゃったり、無理やり鼻の装飾だけ取ったり、子供を食べてしまう衝動抑えるために口に銃を加えて発砲すると虹色の血が出るだけで死ねなかったり、だんだん悪魔になっていくのも良かったし、葛藤して空回る感じが良かった。

最後は残念な結果だったけど、さすがに何人も子供を犠牲にする訳にはいかないよね…シュワシュワ〜
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