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パプーシャの黒い瞳のmaniのネタバレレビュー・内容・結末

パプーシャの黒い瞳(2013年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジプシーの知識は一般的に定住を持たず、自由に生きる
なのでそのコミュニティーに少し深くはじめて触れた感覚

自由であるように見える中で、その小さなコミュニティーはとても不自由なように感じる

異端者は排除する
とても動物的に思えたが、コミュニティーを守るための手段だったのか…

文字を持たないジプシー
だからジプシーは記憶がない

こうしてレビューを書いていると、本当にその意味がわかるように思う
しかし、それでもこの映画を表現するには、自分ではつたな過ぎる…

「文字など覚えなければ幸せだった」

もしかしたらそれはそうなのかもしれない
主人公にとっては

時間軸が色々移動する中で、人々の年の取り方が絶妙
これはメイクでやってるのか⁇
白黒の画面との相互効果か凄く上手に描かれている

考えると深みにはまるので、映画をさらっと観たい人にはオススメしないが、内容の深いいい映画だった
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