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劇場版 境界の彼方 I'LL BE HERE 未来篇のArAー1のレビュー・感想・評価

2.9
2015年4月25日
劇場版 境界の彼方- I'LL BE HERE - 未来編

『絆と愛、そして未来へ―』


【STORY】
境界の彼方 劇場版2部作「過去編」、「未来編」の後編。 
過去編ではTVシリーズの総集編として未来編へと話を繋げた。

そして未来編。
強大な敵“境界の彼方”を倒し再び感動の再開をはたした呪われた一族と呼ばれる異界士の栗山未来と半妖というイレギュラーな存在の神原秋人。
しかし、彼女は今までの記憶を全て無くしていた。彼女は自らが背負った宿命さえも忘れていた。
過去との鎖が切れた今の未来の生活を守りたいと考える秋人ら。
だが、彼らの街にフードをかぶった謎の人物が現れて人々を襲い始めた。それは彼らの過去と関係があった。
犯人とその目的とは? 彼らの過去、そして未来の行く末は?


※「過去編」の感想は下載のURLから
https://plus.google.com/102222334519008005810/posts/2ZARAvKuj7M


【感想】
★う〜ん…まぁ、こんなものなんですかね? もっと感動すると思ったんですがね… 
全体的な流れとしてはかなり良かったです! 過去編が(個人的に)悪かっただけあってしっかりとストーリー性があり、TVシリーズを見ている人がより楽しめる映画になっていたと思います。


★全体的なストーリーの総評としてはかなり良かったと思います。 とくに大きな矛盾や突っ込みどころもなくて安定していたと思います。
自分が重要視するTVシリーズとの関連性も強く見ていればかなり楽しめるはずです! 「あの人が敵の正体かな〜?」と考えながら観ていたら「あれ?違った!」とショックでした……が最終的に考えた人物が敵の正体だったので少し嬉しかったです。
この部分を含めて未来編はTVシリーズの内容とかなりリンクしていたので自分の中での評価は高いです。

一方で細かすぎた部分や、ちょっとした部分が妙に気になってしまいました。でも、それはここで書くほどのことではないので省略します。



●最後のシーンは少し(というかかなり)分かりにくい描写だったのが残念です。 一応理解は出来るんですけどね…
京アニでこういう抽象的で、曖昧な表現はなかなか見ないので少し驚きました。



★登場キャラクター達のセリフはやっぱり良いですね! 重みがあって、かなり真剣に受け止めることのできるセリフが沢山出てきます。アニメだからって馬鹿には出来ませんよ!
自分や相手について問うセリフ。過去と現在と未来が創り出す自分についてのセリフ。大切な人を想う気持ちについてのセリフ。大事な記憶が無くなる不安へのセリフ。
TVシリーズでもそうでしたが「境界の彼方」は他のアニメと違ってセリフが一味違います!



●過去編でまったく出てこなくて残念だった京アニ特有の天然ドジっ子キャラの笑いを誘うシーンがちゃんと含まれていて良かったです。



★正直、予告編のほうが感動しました。感動させるようなシーンにちょくちょく無駄なシーンや面倒くさい絵を描いていたりと気がそれてしまうことが何度かあったので…


【関連リンク】
HP:http://anime-kyokai.com/sp/

予告1:https://youtu.be/spJGEFKij6Q

予告2:https://youtu.be/2d-u_iTMk8M

主題歌「会いたかった空」(歌:茅原実里)フルMV
https://youtu.be/SmU0z-JXP_k
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