JohnConstantine

トリプル9 裏切りのコードのJohnConstantineのレビュー・感想・評価

トリプル9 裏切りのコード(2015年製作の映画)
3.5
まずキャストが凄い。
ケイシー・アフレック、ノーマン・リーダス、ウッディ・ハレルソン、ケイト・ウインスレット、ガル・ガドット。

これだけ集めると見ていてもワクワクします。

ケイシー・アフレックの長髪がカッコ良い。
ウッディ・ハレルソンが絶妙にイイ味出してる。
ケイト・ウインスレットのマフィアの傲慢な女ボス、スタイルも含めて良い。ユダヤ系ロシア人で特大の六芒星のネックレスがカッコ良い。
ガル・ガドットはケイト演じる女ボスの妹。やはり美しい。
主役的なキウェテル・イジョフォー、なんとなく親近感を抱かせるルックスで、でもちょっと渋みもあり、良い存在感ですね。インサイド・マンでのデンゼルワシントンとの組合せはとても良かった。


構図としては汚職警官やら元軍人らがマフィアと繋がって強盗を働く、それを追う真っ当な刑事ケイシー・アフレックとウッディ・ハレルソン。

話の筋としてはいくらなんでも公的機関に盗みに入るとか、トリプル9コード発令で街中が警戒がら空きになるとか、ちょっとどうかなという設定でもあるのですが、スタイル的なカッコ良さでカバーできている印象。

ちょっと話がダレている感じもあり、その辺がキャストと世界観のわりに評価が高くない原因かもしれません。
話の構成・テンポをもう少し練っていればなかなかの作品になったのでは、と思います。

私は話の筋とは別にスタイル的なカッコ良さや世界観が自分の好みだったのでこの評価というところです。
JohnConstantine

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