このレビューはネタバレを含みます
映画のせいではないが、予告で大事なところ見せすぎ。
繋ぎ合わせればそうなるわなと。
宣伝ではクリス・パイン演じるレスキュー隊ばかりが偉い!的扱いになっているが、ケイシー・アフレックの機転が無ければまったくの無意味に終わるところ。むしろ、彼の役割の方がでかい。
レスキューの方は、何だかんだいって巧く乗り越えましたとご都合的過ぎて。
気合で乗り越えたっっす。はい。
ってしか見えないのが残念。
彼女ら船員の家族たちが海辺に向かうシーンは
「ああ、コンパスが無く、停電になった今、皆で照らしにいったわけね」
と感動・・・のはずが、現地に到着した途端彼女も含めてランプ消しやがるの。思わず
消すんかい!
ってツッコンだわ。観客の半分ぐらいは同じように思ったはず。海に関してど素人のはずの彼女がランプをつけて慌てて皆つけ始めるのだが、なんだかなあ~
偶然にもナンバしちゃう映画が「白鯨との闘い」「海難1898」と続いただけに、もっとも感動の薄い救出劇になってしまいました。