肉体派アーノルド・シュワルツェネッガーを期待すると肩透かし…それは仕方ない。もうシュワさんも年ですし散々アクション路線で頑張ったし、こういう演技派路線をやらせてあげても良いんじゃないかな。映画に合っていたかはどうかは分かりませんが存在感はあったと思います。
娘がゾンビになりつつある様とそれに戸惑い守ろうとする家族の心情と恐怖感から猜疑心にかられる住民の姿を暗い影像で淡々と描いています。静かな恐怖はありますがホラー映画とは違う恐怖感。限られた時間の中でもがく家族を観ると切なくなります。
ただどこが物語の山場なのか訴えたいところなのか 平淡過ぎてだれて来るのと、気持ちは分かるけど娘が望んでいるのにも関わらず親父のナヨナヨ感にうーん…現代に置き換えれば終末医療とかに繋がるのかも知れない。映画としてどうかと聞かれたら可もなく不可もなくと答えるしか無いかな…かなり個人の好みで変わる映画と思います。
