イオンシネマチャリティ上映にて鑑賞
100年前の話と現代の話を両方書く必要があるせいか、上映時間の割に駆け足感があって観てて疲れる部分がある。ただ、座礁事故や救助の映像は迫力と緊迫感があってかなり良かった。
昔のトルコ人を助けた日本人、現代の日本人を助けたトルコ人、どちらも無償の愛で相手を助ける、という優しさの根拠というかキャラクターとしての深掘りがいまいちな印象を受ける。また、無償の優しさを発揮するために他の部分(現代の日本政府など)が意図的に悪者にされている感じがあってこれ本当か?という気持ちにさせられてしまった(自分の心が狭いのか…)
映画としては正直いまいちだと思ったが、今震災に苦しむトルコのことを忘れずに自分のできる範囲で支援を続けたいと思わせてくれる作品だった。