思っていたよりしっかりミステリ作品。
62分後から目が離せない的な
イニシエーションラブ的な謳い文句通りなんだけど、こういうの無いほうがしっかり入り込めるのになあ。でも集客には必要か。
62分からの展開がものすごい「転」となり、どういうことかと頭をフル回転させるうちに理解できてくる。
柳楽優弥の存在感がえげつなくて、菅田将暉のカメレオンぶりもすごくて、それと並んでそんなに遜色のない中島裕翔もすごい。ジャニーズだと思ってちょっと舐めてかかっていた。
後半のグレーの部分がもうちょっとすっきりしてて、最後の最後に聞こえるあの台詞は無くても良かったかなと感じたけど、これを2時間にまとめた脚本は巧み。
原作とは結構違うらしいので、原作も読んでみたい。
