おばあちゃんが孫娘の中絶費用を工面するため奔走する1日をロードムービー風に仕立てた作品。
孫娘からの相談を一緒になって考え、お金の工面のため、知り合いに会いに行くが...
レズビアンで長く連れ添った相方と死別し、その後付き合った若い娘とも別れたばかりのおばあちゃん。テンション高めで口が悪く、激しい気性の持ち主であるが、孫への思いやりが感じられて良かった。自立しているおばあちゃんが孫のために金策に廻る姿、1人になった時の寂しい姿は痛々しかった。
時間も短く見やすかったけど、映画が伝えたかったことが、ちょっと解らなかった。
なぜ、このおばあちゃんを撮りたいと思ったのだろう。それくらい、ありふれた話だったように思う。