スパイ映画のAtoZを網羅する、ありそでなかったオバハンスパイコメディ♪
「付き合ってんのか!?」ってくらいメリッサ・マッカーシーとのコメディを連発しているポール・フェイグ監督は、撮影現場でも「英国スパイ」風スーツをいつも着てる、ちょっと変わったおじさん(こら)
今回はそんな監督のスパイ映画好きが炸裂したのか!?
前回あんまり面白くなかったサンドラ・ブロックとのバディコメディでの難点を、今回の映画で見事、挽回できてたような印象
そう!
コメディエンヌはメリッサ1人の方が破壊力があるって事
若干、ワンシーンワンシーンのボリュームが、普通のコメディの1.2倍くらいあるというか、「ぼそ」っとつぶやくボケや、微かに「クス」っと笑わすだけのボケが大量に設置されいて、笑えない人には苦痛でしかないと思われますけどねw
字幕が追いつかないほどのアドリブ的なセリフとか
ローズ・バーンのブチ切れとか
アホなジェイソン・ステイサムとか(←これが意外と革命)
『007』好きのハートをくすぐるキメの細かい笑いと、(スタントバレバレでも)キチンと手を抜くことなく撮られたアクションシーンが功を奏して、なんやかんやで好印象♪
セス・ローゲンとジェームズ・フランコの伝説のあの学園ドラマ『フリークス学園』は、ポール・フェイグ監督が実体験を元に脚本・製作したものだったのを最近知った!
ガールズコメディの可能性を開拓し続ける監督の、新生『ゴーストバスターズ』は一体どっちに転ぶのやら!?(予告でヘム様を出してくる辺りが憎い!)
あっ
ジュード・ロウ!
久々に、キラキラにカッコいいジュード・ロウを観た♪(何年ぶりよ!)
生え際が気にならんかったのは、ステイサムの頭皮のおかげか!?
そういう意味でも、ピアースでもなく、ローワン・アトキンソン(『ジョニー・イングリッシュ』)でもなく、ステイサムを持ってきたのは大正解!
あえてワザ(ステイサムアクション)を封印する観客泣かせが、「愛嬌」として機能してたのは、上手いバランス!
そしてこれ、エンド後も必見なやつよ♪