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踊るブロードウェイのkuuのレビュー・感想・評価

踊るブロードウェイ(1935年製作の映画)
4.5
電話線+山羊座+鏡+ミッキーマウス+掲示板◎



ブロードウェイで成功した学生時代のボーイフレンドを頼って出て来た地方出身の女性のサクセスストーリーです

原題は"BROADWAY MELODY OF 1936"で『ブロードウェイ・メロディ』の続編ですがストーリーには繋がりはありません
今作の監督はロイ・デル・ルースです

エレノア・パウエルの初主演映画です
素晴らしいタップダンスのテクニックを観ることができます💕
バレエのシーンもありますが踊りよりも舞台の鏡を使った演出に魅了されました✨
全般的にコミカルな役でイメージとピッタリでオーバーアクションのパウエルに合っていました

相手役はロバート・テイラー💕若くてハンサムで文句なしにカッコいいです
『オズの魔法使い』のような音の中で怒りながら歩くと書類が舞い上がるシーンがツボです😻

バディ・エブセンとヴィルマ・エブセンがそのまま兄妹の設定で登場し見事なタップを披露します💕
兄のバディの着ているセーターにミッキーマウスがいるのがツボです😻こういう粋な計らいがたまりません

ウナ・メルケルの秘書役はアメリカっぽくて大好きなキャラクターです💕
電話交換のシーンが好きで当時の電話の取次ぎはコツがいるな!と感心しました

新聞社で冷遇を受ける助手にシド・シルバーズ!とにかく器用な人で隠れた逸材だと思います
今作で挑戦した女装がツボです😻吹き出してしまいました

フランシス・ラングフォードの美しい歌声に癒されました💕
意外と言っては失礼ですがパンツスーツが似合ってカッコ良かったです

前作よりも数段ダンスの質も舞台の美しさも増しています
タップダンス好きにはたまらない作品です
群舞も素晴らしくて何度でも観たくなる演出が嬉しかったです💕
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