フランスの田舎町で農家を営む4人家族のベリエ家は、長女のポーラ以外が聴覚障害者。歌の才能を持つポーラはパリの音楽学校へ進学をしたいと考えていたが、ポーラの歌声を聴くことの出来ない家族は音楽学校への進学を反対する。
コーダの元となった作品。序盤はびっくりするくらいコーダと同じ展開で、何なら登場人物の顔の雰囲気もそっくり！設定がフランスの農家からアメリカの漁師になっただけかなと思ってたら、途中から少しずつ違う展開も出て来て、違いを見つけるのが楽しかった！楽曲が、これ学校で高校生に歌わせていいの？みたいなやつばっかりで笑った。割と淡々と進んでって、コーダを観た身としてはそこ説明足りなくない？と思う場面もあり、主人公が家業で手一杯になって家族か夢かで葛藤する要素も少し物足りなかったかも。個人的にはコーダの方が好きかな。それでも設定や流れそのものが素敵なので、分かってるのに最後はまた感動してしまった！
