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「エール!」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

あらすじ…フランスの田舎の村で酪農を営むベリエ家。主人公の長女ポーラ以外、父ロドルフ、母ジジ、弟カンタンは聾者。とてもオープンで明るい家庭→高校生活の傍ら、外部との『通訳』として家業にも貢献。負担大→親友マチルドは恋愛に積極的、ポーラは奥手で初潮もまだ→パリ出身のガブリエルに憧れている。マチルドと共に、選択科目で『ガブリエルと同じ』コーラスを選択→マチルドは不合格。ポーラは合格、能力をトマソン先生に認められる。学校内の発表会でガブリエルとデュオで歌うコトに。歌に興味を抱き始める→村で村長選。現村長の政策に反対のロドルフが立候補。ポーラは反対、他の家族は積極的。やはり通訳はポーラ→放課後にガブリエルと二人で課題曲『愛の叫び』の歌唱特訓→下校後もポーラの家で特訓。家族はソワソワ。ポーラ、抱き合っての練習の最中、初潮を迎える。ジジ、喜びの余り経血の滲んだジーンズを手に大はしゃぎ→そのコトを学校で話したガブリエルに怒り引っ叩く。冷戦状態→コーラスの授業中、怒りのパワーで大声を出す。先生、さらに能力を評価。ガブリエルと二人で3ヶ月後の『ラジオ局主催の試験』を受けるよう勧める→受かればパリで『音楽の勉強』が可能。しかし、家族のコトを考え、家族には言い出せず→毎晩先生宅で練習。ガブリエルは声変わりした為、受験資格喪失、やさぐれる→家業、学校、選挙活動、特訓…ポーラの負担増大→急遽、選挙のTV取材が入り特訓をすっぽかすコトに。不貞腐れてるポーラをロドルフは追い出す。特訓にも遅刻しボロボロ→帰宅後、叱られるが『音楽の勉強』の夢を話す。ジジ大反対、ロドルフは驚いた様子だが『子離れ』を意識した模様→特訓期間中、マチルドが家業を手伝ってくれるがグダグダ→ロドルフ、選挙活動の通訳を知人に依頼→(マチルドとカンタン、良い中になってる【ゴムアレルギー】)→ジジ、『聾者の心を持ってると思ってた』娘が歌を歌うのが納得いかない模様。ポーラ、歌を諦める→先生『発表会でデュオだけでも歌うように』ガブリエル経由で説得。二人で歌うコトに→発表会。家族が見守る中、コーラス、そしてデュオ。ロドルフとジジ、歌は聞こえないが、観客の様子で『ポーラの歌の素晴らしさ』を知る→先生、あらためて『試験』を勧める(初めてポーラの家族が聾者だと知る)。家族、そのまま帰宅→帰宅後ロドルフの頼みで歌うポーラ。ロドルフ、試験を受けさせる為、家族総出でパリの試験会場へ。ガブリエルと先生も後を追う→試験。遅れて到着した先生の伴奏で『青春の翼』を、見守る家族に向けて『手話を交えて』歌う→後日。合格しパリに旅立つポーラ。






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無料配信で視聴。
予備知識も、ほぼ無しで鑑賞。

結果、予想外に良かった。期待値が低かったのが良かったかも。


『子供の夢』『子離れ』『家族の関係性の変化』等を取り上げた話。

四人家族のうち三人が聾唖者、という設定がなかなか珍しいかも。
そして、それを『不幸な、大変なコト』として描くのではなく、『ごく自然』『たまたま耳が不自由』な『ごくありふれた家族』として…というか普通以上に『明るいオモシロ家族』として描いているから、重くならない。
軽い気持ちで楽しめる。


それでいて、感動もさせてくれる。

学校の発表会の場面での『ベニエ家の感覚』での演出は、あまり感じたコトの無いタイプのを感動を覚えた。

ラストの『手話を交えての歌唱』の場面は泣ける。




こういう話だと、大体『頑固者の父親が反対、理解ある母親は賛成』のパターンが多い気がするけど、『逆』なのが新鮮だった。



家族がなかなか『性にオープン』である。なので『下ネタ的な笑い』が多め。でも、あまり嫌らしさは感じない(※個人的な感想)。フランス語の力か?お国柄か?

下ネタ以外の笑いも多く、コメディ要素が強め。


笑い多めで、心地よく感動できる作品。



エンドロールを見ると、ロドルフ父さんは市長になった模様。


ポーラは、かなりの頑張り屋さん。


日本と比べて、障害者が『特別な存在じゃなく、"一人の人"として社会で受け入れられている』といった描かれ方をしてるようだった(市長のような嫌なヤツも居たけど)。
サリナ

サリナの感想・評価

3.8
最初から見るの結構辛かったんだけど、ラストのオーディションシーンが良すぎて涙止まらなかった。

耳が聞こえない擬似体験のシーンに急に入るのは凄い演出。

フランス映画っぽさとブラックジョークがいい感じだった。
あず

あずの感想・評価

3.5
ポーラ素敵すぎる
彼女の側で支えになりたかった

最後、家族に伝わって良かったね
p

pの感想・評価

3.5
やっぱフランスって進んでるな〜〜
愛や性や障害が、日常に当たり前に溶け込んでる。
「ろうあは個性」ってかっこよすぎ🥺
お母さんもキャラ強烈でおもしろい😂
耳が聞こえなくても、自分を憐れむことをせず、誇張もせず、周りの人も変に気を使わず。
ほんと自然に生きてる。人間を生きてる。自立してる。かっこいい✨
Manami

Manamiの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

聾唖者の父、母、弟と暮らす、健聴者のポーラが歌と出会って旅立つ話。

聾唖であることを特別視してないって良いな。勿論周りで悪口を言う人も、知らないで話して「え?」ってなる人も居るけど、だからどうこうってわけでもない。母は母なりに悩んでたみたいだけど。

「歌やりたい」って他の家族が全員聞こえなかったらどうすれば良いかそりゃわかんないよね。都会に出ていってやっていけるかとか、判断基準がまるで無いのに娘を村から出すのは不安でしかないよね。

なんか内容が色々コミカル。父と母のsexの問題だったり、弟がコンドームアレルギーだったり、生理きた!って同級生の男子の前で血のついたズボン振り回したり。

泣いた、コンクールの手話しながら歌うシーンは特に涙ぼろぼろ。歌詞とポーラの心情がマッチしすぎてて。その後の父とのシーンも良かった。

ストーリーに変化がある大切なシーンで敢えて、親2人からみた世界を撮るの良いな。
良かった!

ポーラが可愛くて
なんていい娘!

そして手話がきれい。
特にママの手話は
可愛くてダンスのようだ。

フランスの酪農農家の暮らしも
見るだけだから無責任な言い方だけど
のんびりしていて
少し憧れる。

何より
家族が仲良くて
思い合っていて
愛し合っていて
そこが一番素敵だった。

いい映画でした。
聾唖者の家族の中、1人だけ健常者に育った娘の旅立ちを描いた作品。
家族愛が溢れていた。
どんなハンディキャップがあろうとなかろうとたくさんの愛情を持って子供を育てると子供にも必ず通じるものだ。
rumi

rumiの感想・評価

4.0
本当の家族にみえた。
「目を閉じて、飛ぶんだ」からの曲は素晴らしかった!涙が止まりませんでした…
フランスの田舎地方の暮らしって本当あんな感じ。マルシェがあって、石畳みの街で。豊かでのどか素敵でしたねー。
はと

はとの感想・評価

4.1
楽しく見られて、青春が爽やかで、家族の愛情が素敵で、未来は輝いている。泣いちゃう。良い映画。
Shimogai

Shimogaiの感想・評価

3.9
言葉がなくても想いが強ければ伝わる。たとえ障害があろうとも毎日を共にしてきた家族なら。家族だから許せない部分もあるが一番身近で理解し合える存在。シリアスなテーマを孕みつつも、笑いの要素も入って最後はほっこりした気持ちになれるイイ作品。
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