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「エール!」に投稿された感想・評価

うるふ

うるふの感想・評価

3.7
初めてのフランス映画

才能があればなんでも叶うという訳では無いという過酷な現実。

おフランスの人達はこんなにも日常的にどぎつい下ネタを言っているのか疑問。
ooospem

ooospemの感想・評価

3.8
これを勧めてくれた人が絶対泣くからな、ハンカチ用意しとくんだぞって言うから絶対泣くもんかと思ってたけど泣いた。聾唖者の家族をもつ歌うことが好きな高校生の子の話。ラストシーンのザ・家族愛ー!な王道な盛り上がりは素晴らしかったけど、それよりもフランスの高校生事情が面白すぎる。性に解放的な国フランス、そういうことがいくらでもトークにのぼる感じ私はすごく好き。授業で歌う歌のチョイスも愛、愛、って感じで好き、歌の教師のアグレッシブな感情表現も好き。あとこれは勧めてくれた人が言ってたけど女子の初潮が日本より遅いらしく、あっちでは一人前の女になったと喜ぶ傾向があるらしい。傾向があるだけで普通にショックだと思うけど。
leo

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3.0
やたら性に関する話が多かった。犬が良い。
娘以外はみんな聾唖で、楽天的な母親、頑固な父親、アホな弟と、障害をものともしない家族で耳が聞こえない以外は全く変わらない。もっと耳が聞こえないが故の苦労や、音でも演出出来ただろうが、BGMのっけたりして、あえてそういうのは全部省いたんだろうな。クソだなって思ったら歌のシーンがまさにそれだった。早とちりしてごめんなさい。

娘だけ健常者なので、外部との会話なんかの通訳は娘がしなきゃいけないが、たまたま、タイミングが思春期で、進学と重なる時期が時期もあって衝突するが、仮にこの環境じゃなくても親とはぶつかるし葛藤はあっただろう。親が先延ばしにしていたのもわかる。母親がすげー自分本意なところも障害なんてものともしない感じで人間臭くて良い。きっと母親は当たり前だが、いつか娘が自分の元からいなくなる日が来るのはわかっているわけで、Xdayが突然来てパニックになって受け入れられなかったんだろう。ヒステリーな感じが分かりやすくてすげー良かった。単純に受け入れたらドラマにならない。実際問題代わりを雇っても良いが、金も発生するし、昨日今日耳が聞こえなくなったわけでもないとはいえ時間は必要だ。
テーマが歌ってのも良い。親が娘の歌が聞こえないってのは皮肉だし、ドラマだ。聞こえないし、もっとも理解しにくいテーマだ。主演は元々歌手らしいが、正直自分も何となく上手いってのはわかるけど歌に関してはあまり響かず、よくわからなかった。ラストの歌は歌詞が寒い。ラストカットをポーズにしちゃう映画はあまり好みではないな。香港映画っぽいな。っていつも思う。香港映画は悪くないw
フランス感といい話が混合になった複雑感と煩雑感はわたしだけかな感。
ちょいちょい散らかってた。ちょいちょい鬱陶しかった。でもなんか泣けたし、なんか感情移入して見られる。聾唖をただ可哀想な人として描かないところとか、さすがやなってなる。王道だけど、王道じゃなく。
お国柄ってあるんだなってフランス映画と韓国映画は見ると、必ず思う。
だからきっと日本映画も日本だなぁと思われてんだよね。不思議ね。
原題は「la famille Bélier 」。その昔アテネ・フランセでミッシェル・サルドゥーを教えてくれた倉方先生に感謝。そのため1点プラス。天才ものの一つか。:『リトル・ダンサー』『シャイン』『ボビー・フィッシャーを探して』『グッド・ウィル・ハンティング』『レインマン』
Isami

Isamiの感想・評価

3.9
フランス、音楽、聴覚障害、この3つワードに興味持って観た。最後の主人公の歌で号泣。最高すぎた。あと、あのあとの主人公が気になる……笑 続編ないかな?笑 主人公良い子すぎて………
フランス発の感動ドラマ。
大まかなストーリーは直球の王道ですが、この映画ならではの数々の演出が更に感動と面白さを高めています。

主人公の長女以外家族皆耳が聞こえない障害を持っているにも関わらず、その重さを感じさせない明るさと笑いを交えた作風で、終始楽しんで見ることが出来ました。同じフランス映画の「最強のふたり」を思い出します。

物語の中心の家族全員のキャラがそれぞれ立っているのもそうですが、脇役の音楽の先生、友人、ボーイフレンドまで一人一人しっかりとした役柄なのも大きなポイント。

後半の体育館での発表で、歌が始まっているのにそれが全く聞こえない演出も、家族がどんな状況でその場にいるのかを示していて、とても印象深い演出。

そしてラストの試験でのシーンは、その場面までの物語の展開、歌の上手さ、歌詞の良さ、曲の良さ、全ての要素が完璧。身震いするほどの感動でした。

本国フランスで4週連続1位を取るのも納得。知名度低いのが勿体ない隠れた傑作。これは是非多くの人に見てもらいたいですね!
nagi

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4.0
最後お父さんがどうなったのか気になったけど、家族愛に感動した。
リョウP

リョウPの感想・評価

4.5
いい映画を観たなぁ。
よっぽど捻くれた人じゃない限り殆どの人にオススメ出来る作品。
聴覚障害の両親と弟のいる家族の中で唯一姉だけ耳が聞こえてしかも持って生まれた才能が「歌」と言う繊細な設定。
しかも、耳が聞こえないから悲劇と言うシーンはほぼ皆無でみんなきっと人生の過程で折り合いをつけている。
ホルスタインの中で1匹だけ黒い牛の名前をオバマと名付け、オバマでも肌が黒くても大統領になったと言っている。自分の聴覚障害は個性だと完全に割り切っていてとても前向き。
ただ、ふとした時にそのギャップは必ず現れる。
そして周囲に対して折り合いをつけているので得てして身内に対してはそのギャップはむしろ大きいんだなぁと思った。
序盤で先生が言う「苦しいほどの愛を歌に込めろ(意訳)」と言う感じの事を言うが、それが最後の最後で主人公の歌う軸になる。
本当にフランス人は愛に関しては経験値が違うと思うことがある。
耳の聞こえない両親の視点からの娘の晴れ舞台のシーン。その後、先生が両親に行った言葉は父親はきっと察しがついていた。
そのあとで娘に歌わせて喉元の震えを感じるシーンは正に耳が聞こえないからこその繊細な感性を持っているからこそ娘が本気で好きな事を感じる事が出来たのだろう。
最後の娘の試験の歌うシーンで手話を交えるのはもちろん自分の気持ちや思いや愛を届けたい人に届ける。そしてその事によって表現者は最大の力を発揮したシーンなのだが、学校での合唱会の両親と対になっているのが上手い。だから合唱会は両親視点になっており、試験は娘視点の演出になっている。

より個人的な雑感になるが、愛って愛する方も愛される方も受け取り方によってはお互いを束縛したりふさぎ込ませるけど愛し方愛され方によっては人を勇気付ける事ができる。
娘が両親への愛ゆえに自分の夢を諦めたり、娘への愛ゆえにそばにいてほしい、と言う状況があった。
愛があればいいって訳じゃなくて、この愛し方愛され方を知るには傷ついて知っていくしか無いと感じた。本当にリアルな愛をかいている。
いい映画だった。スルッと見られる。性の表現が多かったけどこのぐらい大っぴらな方がいいと思う。話すべきこと。人間の三大欲求なんだから。元気がでる。
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