09/04/15
長年住んでいたイギリスからアメリカに戻ってきた旅行作家のビル・ブライソン(レッドフォード)は自分の居場所を探すようにアパラチア山脈をトレッキングしょうと計画する。しかし妻のキャサリン(エマ・トンプソン)はもうかなりの歳である旦那が心配になり絶対に一人では行かないことを誓いさせた。そこでビルは高校時代の友人達に電話かけ、唯一同行することを了解した友人はかつての悪友であった。無事に二人はトレッキングを開始するも、老人二人に色々な出来事が襲いかかる。
ひたすらおじいちゃん二人が山をトレッキングするだけの映画。そこにサスペンス要素も無ければアクションも無い。だがそれがまた味わいがあり、この映画の良さでもあると思う。ビルも友人のカッツも、二人とも悩み事を抱えながらも不慣れなトレッキングに挑み、二人は徐々に昔に感じてたお互いに対するわだかまりが解けていく姿に、心が温かなりました。
最近トレッキングがブームなのだろうか、トレッキング映画が今年二本も公開されている。しかもどちらも人生を見つめ直す系の作品だ。私個人もその二作でトレッキングに興味が湧いたのですが、特に今回の舞台になったアパラチア山脈は自分が住んでいる場所にあるので自分もやってみたい！と作品を観ながらずっと感じてました。アパラチアの壮大な自然の嫌なことも良いことも両方知っていますが、それでもなお、スクリーンに映る自然に魅了されちゃいます。
