ひとことで言うと、男子中学生ってアホやなという話。
本心を口に出せない、虚勢を張る、無駄な行動力、妄想全開、どれも親しみを持てた。
ワンカットの長い映像が印象的。ただ残念なことによく撮れたその映像の背景には日産ノートをはじめとした流線型の車たちが…
あと1987年の中学3年生が小学校の卒業文集で将来の夢「光GENJI」とか書けないから!
ランプ型の信号機や三角自転車など、時代設定を徹底していそうだったのに、年代の矛盾がいくつも見つかってしまった…
キャッチコピーで「百円の恋」をイメージしていたが、その脚本の足立紳さんの初監督作品だと見終わってから知った。