ゆいはん

14の夜のゆいはんのレビュー・感想・評価

14の夜(2016年製作の映画)
3.5
大山タカシ(犬飼直紀さん)は田舎町に住む中学3年生の14歳。あるとき町にある唯一のレンタルビデオ店にAV女優がサイン会に来るという話を耳にする。

1987年が舞台とのことで映像が昭和を感じさせてくる。最先端の技術できれいに見せるのではなく、その時代を映像でもきちんと表現しているのがすごくよかった。

青春であり性春映画。中学生の性=おっぱいが嫌悪感を感じることなく表現されている。この時代に生きてはないし、男性ではないけど、「あぁ~男子中学生ってこんな感じなんだな」と思わず微笑ましくなる。

この時代はスマホもない、インターネットもまだ発展しない。その時代ならでは少年たちの青春=性春を感じ取れた気がする。

目的は浅川梨奈さん。最近気になっている役者さんだから観たかった。普段のアイドル姿からは想像もつかないヤンキー姿に乱暴の言葉。いいギャップだった。

そして脇を固める役者陣が濱田マリさん、光石研さん、門脇麦さん、和田正人さんっていうのが豪華すぎる。
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