Ryan

群盗のRyanのレビュー・感想・評価

群盗(2014年製作の映画)
3.3
ハ・ジョンウ←推し
NEW新たに推す→カン・ドンウォン


ストーリー
朝鮮王朝末期の1862年。一部の官僚や貴族が富を独占し、貧しい民は搾取と弾圧に苦しめられていた。そんな中、と畜人のトルムチは、極悪非道な世継ぎ争いを繰り広げる剣豪の武官ユンにある女の暗殺を命じられるが…。


主演 ハ・ジョンウ
監督 ユン・ジョンビン



韓国オールスター
夢の共演の夢の共演
面白いが終盤からラストの終わり方にかけてが良くない。それもかなり。

理不尽な民衆の心を捉える脚本力と豪快なアクション。例えるならば「十三人の刺客」と「るろうに剣心」を混ぜたような作品。
ハ・ジョンウとカン・ドンウォンという大好きな我得映画であるが、思っていたハジョンウではない。そこまで魅力的なキャラクターではなし、ちゃんと弱い。

物語が非常にわかりやすいのに対して終盤の"最強"カンドンウォンへのハンデがデカすぎる。
あくまで民衆は"良い人達"であり、残忍な事はしないような終わり方。しかし、冒頭や節々で歴史を語るならば一揆の残酷さをもっと見せてほしかった。
中盤が終盤であり、終盤は主役2人に華を持たせるためだけの時間であった。

「プリースト」等の映画でカンドンウォンの美形を褒め称えるシーンが存在するが、私的に「確かに美形だけどそこまでか?」などと考えていた。しかし!今作のカンドンウォンはまさに"美形"
女性に見間違えるほどの美貌ぶりに「これが軍隊帰り(兵役除隊後4年ぶりの映画復帰作)の色気だと!?」と絶句。
韓国語、英語に加えて日本語も堪能だしまさに言う事なし。
こりゃハマる。

その他に世界のマブリーなる前のマドンソクやイソンミン、チョジヌン等韓国映画で見かける事がないほど有名なキャストの参列はたまらなかった。

韓国映画の持つ力に終始圧倒される。
しばらくカンドンウォンの旅に出る。
Ryan

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