のん

群盗ののんのレビュー・感想・評価

群盗(2014年製作の映画)
3.6
私にとって海外で一番かっこいい男性はカン・ドンウォンだ!と、もう何年も前から言っているほどなので、完全に偏ったレビューで全く参考にならないかも、と前置きを。

今回は100%カン・ドンウォン目的で観に行った。他の役者も監督もストーリーさえも知らず、カン・ドンウォンのためだけに劇場へと足を運んだ…のだけど、予想外に作品も面白くてちょっと嬉しかった。
西部劇のような時代劇で、アクションも満載。人はバンバン切られていき、展開やら盛り上げ方もわかりやすくてベタだけど、全然退屈しない。割とコミカルだし。本当はコマ毎にスローや早送りを挟むアクションシーンはあまり好みではないで最初は気になっていたけど、多すぎて目が慣れ、途中からはどんどんやってくれという気持ちになった。

もちろん私はドンウォンを中心に見ているので、基本的には彼の演じる極悪非道なユン(敵役)を応援しているわけだけど。主役側の義賊のメンバーとユンが闘っていたら、こんな奴にやられないで!と強く思っていた。本気で。

でも、きっと作品を観ればユンを応援したくなる気持ちは分かるはず。それくらいに美しいから。最強の武官という設定で、とにかく強く、剣を持って闘っている姿は舞のようでうっとりしてしまう。186cmの長身の彼が持っても短く見えないように平均より長い刀が特注されたそう。衣もふわりと広がって、本当に美しかった。とにかくかっこいい。最初からずっと素敵なので大変幸せな時間を過ごせた。胸がいっぱい。

カン・ドンウォンのファンの方は絶対に観たほうがいいと思う。

2015-095
のん

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