ゆず

バンバン!のゆずのレビュー・感想・評価

バンバン!(2014年製作の映画)
5.0
ハリウッド映画「ナイト&デイ」のボリウッド・リメイク。
平凡なOLが偶然出会ったイケメンは、予測不能な危険人物だった!恋の予感は怒涛のパニックへと変わり、彼女は国宝のダイヤをめぐる命懸けの争奪戦へと巻き込まれていく。

作られたのはけっこう前で、2014年なんですね。きっと「RRR」の大ヒットを受けて配給会社が急いで探したんでしょうね、アクションとダンスのインド映画を。(カンケーない?)

リティク・ローシャンは、製作年ではこの後になる「WAR ウォー!!」(2019)を先に観ていました。「WAR」もアクションや爽快なダンスが最高な映画です。タイガー・シュロフとのバディ・ムービーとしても面白い。「RRR」楽しんだ人なら絶対「WAR」も「バンバン!」もイケるハズ。
リティク・ローシャンは、同性の私から見ても惚れ惚れするようなカッコ良さ。瞳の色が何とも言えずとってもセクシーですね。
そしてシャツを脱ぐと現れる肉体美、シックスパック!思わず声が出ます!必見!

カトリーナ・カイフは、「チェイス!」(2013)で観たことがありました。この「チェイス!」も絢爛豪華なダンスシーンやバイクアクションがあり、ミステリー要素も面白かったですね。
本作でカトリーナ・カイフは"地味なOL"を演じているんですが、そんなのハナからムリでしたね。滲み出ています、妖艶な魅力が。"美女"という概念そのもの。ゴージャスが服着て歩いてる。

そんなリティクとカトリーナ、美男美女をたっぷりと堪能できる映画です。

「ナイト&デイ」のリメイクですが、原作を超えましたね。(原作見返していないですが…)
家族ドラマや復讐といったテーマを足したことでインド映画らしい濃厚な作品になったと思います。
だいたいダンスシーンが完全新規で追加されてるわけですから、その時点で大勝利ですね。ボリウッドでリメイクする時点で勝ち確定ですね。(勝ち負けじゃないけど)

見て損はないと思います。
その時はスナックと炭酸をお供にどうぞ。
ゆず

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