このレビューはネタバレを含みます
え、まって、このシリーズの中で唯一信用出来る人間って、実は小久保…！？
この人だけは初登場時からずっとブレてないし裏もない！「小久保がやりそうなこと」をやり続けてる！
あーん、これで終わりなのかぁ…
なんかちょっともったいない気がする。
結局、雪平の願い・望みというか希望はほんのちょっとしか叶わなかったような気がする。
告発したけど「きっと沢山の逮捕者が出ることでしょう」っていうニュースが流れるだけで終わりで、このアンフェアシリーズの世界観だと上から下まで警察組織全員が悪なのだから、きっと有耶無耶になって終わり、せっかく海外メディアに告発したのに、日本のメディアに告発したのと一緒みたいな終わり方で残念だった。
津島は、雪平からデータを奪うのがミッションだったのに、なんで海外メディアじゃなきゃダメとか言い出したんだろう？あとバツサイトの復活と「アンフェアなのは誰か」の栞もよく分からず…
警察の不正を暴くよりも父親の名誉挽回の方が大事という、実はあまり志が高くなかったっていうのが残念だった。
せっかくのキャスティングなのだから、もっと安藤とダブって見えるシーンとかあるのかなって期待してしまっていたのもあるけど💦だって見た目もだけど声がすごく似てるし…
もう、みんなが裏切りすぎて、裏切ってたことも裏切ってた(実は味方)みたいなのも乱発しすぎで…人間不信だったから、最後に雪平が信じた津島だけは、裏切り者じゃなかったら良かったのになぁ…
なんか夢も希望もないし、こんな日本捨てた方がいいと思うし、あとミオちゃん残してきちゃって大丈夫？って心配…
でも、ここまでずっとシリーズを見続けてきたから、ミオちゃんの成長した姿が見られてよかった。出来れば本物の心からの笑顔が見たかった。
佐藤浩市さんが、雪平父を手にかけた真犯人だったけど、雪平をずっと見守ってきた人だったから雪平には殺せなかったシーンは胸が熱くなった。
小久保と山路が最後には味方になってくれて心強かったのも嬉しかった。
