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ハイネケン誘拐の代償のssのレビュー・感想・評価

ハイネケン誘拐の代償(2014年製作の映画)
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一時期レンタルしている映画の予告にいつも入っていたコレ。

つい最近「羊たちの沈黙」観たばっかりだったから、
「あ…レクター博士。こわ」とハイネケン氏じゃなくて、レクター博士として見ちゃう。

やっぱ凡人は凡人止まりってことなんだろな。
きっとハイネケンが何か誘拐しなければならないことになったら、
きっとこんなにゴタゴタしたりしないんだろうな。

何かの本、小説だったっけかな?
「殺人を出来る人と出来ない人の境界線ははっきり別れている」
的なことを書かれていた様に、
犯罪を犯せる人間とそうでない人間がいる。ってことがよくわかる映画。

実際にあった話で、主犯格とされた2人のその後の話が字幕のみで説明されていたけれど、そっちの方がめちゃくちゃ興味沸いた。

当時最高額の身代金の犯人が普通のどこにでもいる人間ということに監督は惹かれたようだけれど、そこがきっちり分かっていないと
普段ド派手な映画ばっかり観ている人間からするとめちゃくちゃ拍子抜けしちゃう。

身代金3500万ギルダー。…ギルダー?
お金の単位がまず身近ではなくて戸惑ってしまったり。

実話が基になっていると、やはりその背景だったり、その後だったり色々調べちゃうんだけど(本当、手軽に情報収集できてすごいよね、インターネットって笑)
益々興味深いことばかり出てきて面白い。

映画自体はふーん。だったけど、その後調べたものとかが色々面白くていい出会いをしたな。とほくそ笑んじゃう。

2018/2/20
ss

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