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ノック・ノックのtyapiokaのレビュー・感想・評価

ノック・ノック(2015年製作の映画)
3.3
開始50分でセックスしただけというのが作品として致命的にテンポが悪い。男なら気持ちはわからなくもないが、妻がいる男が自宅でつかの間に未成年にセックスというのはなかなかにアホで確かに賛否が別れるのもわかる。しかし、女子二人に滅茶苦茶にされるというあらすじは知って見たのである程度は楽しめる。しかし、被害者は一人なため過激なことはそこまでできず、途中参加の被害者がくるがコメディ感が出てしまう。やるなら徹底的にいじめてほしい。中途半端でカリスマ性のない女二人なのが惜しい。最後の処刑もしょぼい。もしかして二人は妻側に恨みがあったのではないか、と思うと少しマシに思える。しっかりヌードを撮った点、ガラスに押しつけられる胸のカット、朝起きたときのやっちまった感はよかった。ピクシーズは本当に使わないでほしかったが、積み上げたもの(ファイト・クラブの素敵な思い出や印象)を滅茶苦茶にされるという意味では疑似体験できてよいのかも。
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