HiroyukiJDKato

おかあさんの木のHiroyukiJDKatoのネタバレレビュー・内容・結末

おかあさんの木(2015年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

ストーリー自体は割と泣ける話のはずなのに、なぜか涙がでなかった。なぜかはよくわからない。

一人は姉の養子に出したものの、合計7人の男の子を産んだお母さんが、夫を心臓麻痺で失った後も精一杯息子たちを育てるが、養子に出した息子含め全員戦地に駆り出されてしまう。しかし、最後には五郎だけが生還する。にもかかわらず、生還した息子が帰郷する直前に、夫を含めた全員の幻を見て、そのまま亡くなってしまうというお話。「木」は、お母さんが、息子たちが出征する度に植えた木のこと。とても暗い時代の話だが、お母さんの悲しみが伝わる良い映画だった。ただ、お涙頂戴ものの割には、あまり涙が出なかったのはなぜだろう。
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