近藤健太郎

スター・ウォーズ/最後のジェダイの近藤健太郎のレビュー・感想・評価

3.8
もう一度見直さないとちゃんとしたレビュー書けないなあ(俺、いままでちゃんとしてた?)と思ってたけど、なんかもう2回目観るのは、、、後でいいかなあ。

気に入った作品は連チャンで観ることでより理解が深まるし、一回目とは違った視点を必ず持てるものだけど、んー今回はいーか。

全体としては、そのシーン(例えば子殺し、子じゃないか)はもういいから早く次に行こうよ!ってとこと、そこはもっと掘り下げようよ(例えばむらさき髪の命令を反するものの少なさ)ってとこがあべこべにやってきて、なんだかなあ。

ポーの冴えまくりのリーダーシップ、レイのフォース力と吹っ切れた表情、フィンの男気バリバリでめっちゃ大活躍してる反面、

レン…どうしたよレン…

今の場面では結局どっちなの??


レイとの対話シーンは毎回レンの立ち位置がどっちつかずで、敢えてその描写にしてるならもうちょい心情変化に深みがほしいし、せっかく切り替わる表情してんのにここで場面編集変わる?ってとこあったし、

最後すぐにレンに隷属したハックス将軍にしても前半でボコボコで帰ってきたレンの横を素通り??なんかもっとこう、あるだろう?ライバル意識あったんなら。


アダムドライバーの眼輪筋ピクピクシーンはさすが!だったがね。

ルークもそう。心境の変化するまでシーンが長尺の割にはあっさり…長尺中ほっとかれてるチューイも鳥と遊んでるだけだし。


三部作のつなぎとしての脚本力や、ちょっと雑に感じた編集力を疑われる作品な気がする。

次作でいったいどうなっちゃうんだろうってEP5観た時は思ったもんだけどなあ。

今作は色々その場で解決しちゃっててなんか残念ーでした。


よし!これで9作全部見終わったー。こんだけ舌が動くのも好きだからこそなんだろうなあ。