しげランド

スター・ウォーズ/最後のジェダイのしげランドのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

シークエルの中で唯一ジョージルーカスやスターウォーズへのリスペクトを感じた映画でした。
ほとんどの鑑賞者は、今までのスターウォーズの逆張りで、好きだったスターウォーズを壊された、シナリオが単調だ、リスペクトがない
のような安易な感想を述べていますが、ハッキリ言って、聞く価値がないと思っています。

時系列が進めばそれがいい映画ではありません。
無駄な冒険が多い?、その中で主人公たちがどう成長したのかは感じ取れましたか?その冒険の中で救った命は?

この映画のおかけで、いままでずっと宇宙の覇権をライトサイド、ダークサイド、ライトサイド、ダークサイドでループさせることでしか描けなかったのを、どちらもライトサイドもダークサイドも表裏一体であるという新しい展開にしたことで、大きく新しい風がふきました。

ずっとスカイウォーカー家の話だったのが、レイが何者でもないという設定のおかげで、まさにどんな人でも、世界を救うことができるという展開に持っていける予定でした。
それらを安易に逆張りという言葉でくくるのは幼稚すぎます。

同じ展開を繰り返すことしかできない、焼き直しすること以外脳のないJJが作った流れを止め、新展開を迎えることができルはずでした。

確かに今までの流れが大きく変わったことがショックなのはわかります。
でも何者でもなかったルークが実はベイダーの息子だったと発覚した時、みんなショックを受けたはずですよね?このように新しい結末を迎えることができる土台を作ったのに、構造をエピソード5と同じにしているのです。

スターウォーズはただの映画ではなく、常に新しい技術や表現に挑戦してきた映画です。
その精神を受け継いだのは、まさに最後のジェダイただ一つです。

まだまだすごいところは書ききれません。

ファンが見たいものを描いてくれればいいんだっていう世論のせいで、なんの挑戦もないエピソード7.9という地獄のようなスターウォーズが生まれたのです。

ジョージルーカスはしっかりみきわめてぃしたよね?

7に対して、

「(ディズニーは)懐古趣味の映画を求めた。それが気に食わない。自分が映画を作る時は、それぞれが異なる作品になるように作った」

8に対して
「美しい。」

9に対してはコメントすらしていません。

どの作品が本当の意味で、過去のスターウォーズをリスペクトしていたんでしょうか。
僕は最後のジェダイでしかないと思っています、
しげランド

しげランド