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スター・ウォーズ/最後のジェダイのvilljobbaのレビュー・感想・評価

2.8
この日のために今年を生き抜いてきました。

結論を言うと、怒涛のバトルシーンと意表を突く展開、レイとレンの魅力に興奮した。レイが前作にも増して超可愛い。
ただし、退屈な部分と個人的に気に入らない新キャラの存在も目立っていた。

やっぱり私はレイとレンが好きです。
互いに未熟で成長中の光と闇、最高のシチュエーションでしょう。
この2人に焦点が当てられるシーンは常におもしろくてドキドキしてた。
果たして2人はより対立するのか、それとも共闘するのか、はたまた恋に落ちて駆け落ちするのか……最後まで中々分からず焦らしてくれて興奮。
本作でだいたい明かされるレイの正体も、オオオッとなった。これは次回作がおもしろくなりそうだ!

本作の見どころは、いくつも訪れるアツいバトルシーンだったと思う。
ネタバレになるから詳しいことは書かないけど、スターウォーズ史上最も一映画内にバトルを詰め込んでいるだろう。
ただし、その割に退屈だと感じてしまうシーンもあった。前作のフォース覚醒と違って、繰り返し何度も観るのは辛そう。

その退屈な部分は、主にフィンと新キャラの女性(名前忘れた)のパートだった。
彼らのパートの展開が二転三転するせいで本作の全体のストーリーが分かりにくくなっているうえに、そもそも物語に不必要な気がする。
スターウォーズ史上最も魅力と工夫のない、コスプレした地球みたいな惑星が出てくるのが萎えるし、唐突に資本主義の批判を始めるし……。ラストシーンがこのパートと関連してるけど、このラストも余計に感じた。
おまけに新キャラの女性が気に入らない。辛辣な言い方だけど、美人じゃないキャラが目立ちまくって魅力あるフィンを食ってるのが嫌だった。
もしかして人種のバランスを考慮して作っただけのキャラなんじゃないかと思うほど、活躍もしてない。
また、ベニチオデルトロ演じる新キャラも魅力ないし必要性を感じない。

あと、レジスタンスのパートもそれほどおもしろくなかった。
レイとレンのパートが最高だったのもあって、その対比でつまらなく感じてしまう。
で、レジスタンスといえば終盤の女性指揮官の特攻攻撃。あれはないわ。あんなことができるなら、あの技術を利用してチートな威力を持つ銃とか開発できるはずだし、無人機を使えばそれだけで無敵になれます。あの攻撃はスターウォーズの設定や世界観すら破壊しかねないインチキです。

マイナスな感想も書いたけど、何はともあれ、2年後だと分かっていても次回作が待ちきれない。
次に彼らを観れるのが2年先とか生殺し。
ところで現実世界でフォースと一体化したキャリーフィッシャーはどうするの……


最後に、意表を突かれたGOODポイントとして、主人公レイちゃんのふとももが進化していたことが挙げられます。
フォース以外も成長してたようです。
次回作がさらに楽しみです。
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