このレビューはネタバレを含みます
現在も賛否両論な今作。
しかし前作よりは真っ二つに別れていないような気もします。
ただ、「受け入れられる」「受け入れられない」の2種類の人種に分けられるかな、と。
私は「受け入れられる」側の人間でした。
前作よりも面白く、むしろいままでのスター・ウォーズをぶっ壊し終わりを告げ、新しい時代の到来を感じました。
しかし全くの別物ではなく、紛れもなく『スター・ウォーズ』であるのが嫌いになれない大きなポイントであり、ネックでもあるんですがね。
何と言っても私の評価のポイントは、ルーク・スカイウォーカー。
旧3部作の主人公ではあるが、当時はハン・ソロとレイアがいてのルークだった印象なのですが、今作ついに正真正銘の主人公であり英雄になり得た衝撃があったからです。
マーク・ハミルにはオスカーを与えたいという意見に賛成です。
彼の物語もついにクライマックスを迎え、そんな彼をピックアップし、前作ハン・ソロのような役回りにしなかったことが好感触でした。
ハン・ソロの死も必要なものではありましたが、やはり、ね。
ルークについて、ジェダイについてが大きな否の要因ではあるそうなのでそこの捉え方は人それぞれで分かれるでしょう。
レジスタンスのゴタゴタ(特にアイツ)がネックでしたね。謎でした。
フィンの行動もなんやかんや言われてますが、ラストシーンちゃんと観たんですかね?大きく意味はあったと思います。そして最大の感動シーンを生んだんですから。希望の灯は消えない。
カイロ・レンは前作よりはキャラが定まってきたかな。
かわいいと人気なようで。
クレイトのシーンは本当にベストでした。
ルークとレイアの再会もあったりと。
最後のジェダイ、何度も観るともっと深く感じることがあると思うので、何度も楽しめる作品になっていると思います。