rice

スター・ウォーズ/最後のジェダイのriceのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

今作はカイロ・レンことベン・ソロの悪役としての開花を描いた作品としてとても魅力的。アナキンのダークサイド堕ちをじっくり描いた1〜3とはまた違った描き方で面白い。
レイとベンの奇妙な繋がりも神秘的でミステリアス。

なにより「ジェダイのルーク」が主役並みに存在感を放っていたことが旧作ファンとして嬉しい。
ルークのダークな一面と達観した一面をそれぞれ垣間見ることができて嬉しい。
そしてレイア姫がとにかく美しい…キャリー・フィッシャーの美しさを堪能できました。皆の心の支えになっているこの兄妹が、再開し心を通わせるシーンは胸がいっぱいになります。
それだけに世代交代は切ないです。

特に絵的に美しいと感じたのはスノークの真っ赤な部屋で共闘するベンとレイの無双シーン、ホルド提督の特攻シーンの2つでしょうか…
共闘シーンは敵のヌンチャクアクションもカッコいいし…ハッとさせられるカットが多いので。
ホルド提督の最期は無音になるところがニクい。前半で嫌な上司だと思わせておいてのあの活躍。大好きにならざるを得ない…なんて気高く美しい人なんだ…どうしても泣いてしまう…

新しいキャラクターや展開の無理矢理感に抵抗はありますが、それを差し引いても有り余るほどに自分のツボに刺さる要素が多かった!
カイロ・レンとハックス将軍どちらも良いキャラしていて楽しいな。ハックス将軍の小物感もツボ。フィンも大好きなので、次回はより活躍してほしいな…レイとフィンのコンビが大好きなので出来ればこの2人にまたドタバタしてほしい…笑

今後の新しい世代のエピソードも楽しみです!
rice

rice