このレビューはネタバレを含みます
初めに、この作品を評価する人がいるのも理解できる。それを批判する気は無い。
スターウォーズはもちろん好きだ。
けれども、自分の見たかったものとは、正直かけ離れてた。
自分の見たかったのは、こんなルーク・スカイウォーカーではなかったし、レイア姫がフォース(?)で宇宙空間を移動するシーンなんて見たくもなかった。
デイジー・リドリーはいい演技をしてる。でも、レイは簡単にフォースを扱えすぎている。前6作で積み上げてきたものを踏み躙っている印象。結果的に魅力がルークやアナキン、ハンソロに全く及んで無い。エピソード9では何が待っているのだろうか。
多様性を取り入れたのも、現代の風潮も考えるともちろん賛成だ。でも、フィンとローズの展開は早すぎるし、そういう展開にしたいなら前作から出すべきだった。薄っぺらい感が出てしまっている。
最後の、フォースは誰でも使えるんだ!みたいな表現のゴリ押しも、ディズニー勘弁してくれと思ってしまった。ジョージルーカスから離れてたくさんスターウォーズを作っていきたい意図が透けて見える(実際にそうだった)。
もうスターウォーズは、スカイウォーカー家から離れるなら終わりだと思う。スカイウォーカー家こそがスターウォーズの根幹だった....